老朽化した木造2階建のお住まいは、高齢のお母さまにとって何かと不自由なことが多く、安全面でも不安があったため、離れて暮らす息子さんご夫婦がリフォームを計画されました。バリアフリー住宅についてご自身も理解を深めようと、ご夫婦でショールームなどをご見学。お母さまのお住まいに近くアフターケアも安心なことから、大阪ガスサービスチェーンに一任されました。高齢者のひとり暮らしなので、転倒を防ぐためにすべての生活機能を階下に集約。1階床面の段差をなくしフローリング貼りにして、LDKと寝室にヌックを設置、生活空間の安全性とともに快適性も高めました。
またお母さまの動線に配慮して、浴室・洗面所を寝室の近くに配置。寒かったタイル貼りのお風呂はシステムバスに替え、カワックを採用して入浴時のヒートショックを予防。立ち座りの辛い和式のトイレは、ウォシュレット付きの洋式便座に替えて使いやすくなりました。安全で冬も暖かな住まいが完成して、息子さんご夫婦も安心され、お母さまもとても喜んでおられます。